上巳-桃の節句

今日は桃の節句。ひな祭りですね。
これは先日、美濃和紙の里会館に伺ったときに撮影した和紙のお召し物の雛人形。

私のお雛様は、7段飾りの立派なものでした。
引っ越しの際、持ってこられなかったので今は手元にないのですが、おばあちゃんが買ってくれたものと記憶してます。
お雛様を出すときに色彩や布の感触にワクワクして。
暗くなってぼんぼりをつけたとき、儚げにぼんやりと浮かぶ風情がとっても素敵に思えて。
昼に見る風情とはまた違う、なんか少し大人な世界の様な気がしてたと思います。

あの頃から重なる布の色彩とか、光の加減で変わる色の表情とか好きだったんだなぁ。
これは歴史風俗博物館で撮影した、源氏物語の世界を表現した展示のなかのひとコマ。
萌黄の匂かさねです。

今でも大好きで、今あの雛人形があったら、飽かずに眺めてたんだろうな。

暮らすということ 生きるということ

日々の移り変わりをしっかり感じて、毎日を大切に生きる。そんなことを綴っていけたらと思います。

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